Mixi年賀状はセキュアな郵便システムとなるか?

Mixiがマイミクにたいして住所が分からなくても年賀状を郵送できるミクシィ年賀状を開始した。

このサービスは前のエントリ「Googleストリートビューと郵便システムの問題点」で妄想した郵便システムとほぼ同じであり、「住所」を「ネット上のID」に置き換え可能なサービスである。普通は「妄想」レベルで終わる発想を、実サービスとして、しかも、日本郵便を巻き込んで実現させるミクシィはすごいと思った。

前のエントリでも書いたが、Googleストリートビューは「住所」を重要な個人情報に変えてしまうサービスである。

今後、Googleストリートビュー的なサービスは増えていくだろうから、「住所」を第三者に公開するのが嫌われる流れは変わらないだろう。したがって、「住所」を公開しないでも郵便を受け取れるミクシィ年賀状が一般の郵便システムとして拡大していく可能性は十分に高いと思う。