「既存ネットサービスは全てコモディティ化するかもしれない」の感想

先日、google baseはWebアプリケーションをコモディティ化する - llameradaの日記という記事を書いた。その後、Ningを対象としてネットサービスのコモディティ化を論じた既存ネットサービスは全てコモディティ化するかもしれない - FIFTH EDITIONという記事を読んだ。
記事の感想だが、個人的には(現在の)Ningによってネットサービスのコモディティ化が爆発的に進むとは思えない。Ningに軽く触れてみた印象では、独自サービスを構築するのにphpやHTMLの知識が必要そうだからだ。
本当のコモディティ化が訪れるのは、ネットサービスを構築するのに必要な知識・費用・時間がExcelデータを作る程度までになった時だと思う。今まで、アイデアやデータは持っていても、知識・費用・時間がなくてネットサービスに参入できなかった人々は大勢いるはずである。これらの人々がこぞってサービスを作り始める時、その時がネットサービスはコモディティになっていると思う。
そして、もし、Google BaseExcelファイルを送るだけで、自動的にWebアプリケーションを構築するサービスならば、その時はすぐそこなのかもしれない。